このページでは、年賀状を出すことを辞める為の考え方を書いています。
※年賀状を辞めることに対して否定的なご意見の場合は、閲覧をお控えください。
年賀状を出すことを辞めた私が伝える『年賀状を辞める方法』です。
年賀状に対して思うことが下記に1つでもあれば、ぜひ読んでください。
年賀状について、、、
・出すことをやめたいと思っている
・毎年の大きなストレスになっている。
・形だけのコミュニケーションに違和感を感じている。
・時間はお金が掛かり過ぎている。
・この時間を別のことに使いたい。
年賀状を辞めるとたくさんのメリットが出てきますよ(^^)/
さて、毎年11月くらいから年賀状商戦が始まります。
肌寒くなる頃になると、郵便局・家電量販店・カメラ屋さんの売場には年賀状関連の商材が展開されます。
印刷用のハガキや、プリンター、インク、年賀状作成ソフト、年賀状作成関連の書籍、カメラ、SDカード、データ保存用のハードディスク、印刷の代行、、、
言い出すときりがりません。
この売場を見ると、、、 気持ちが少しおっくうになってきます。
もう一年が終わってしまうのかぁ。。。
年賀状書かなくちゃな。。。
年賀状は、会社の上司・同僚・後輩から、親戚・友人・昔の中の良かった友人もの凄い枚数を書くことになります。準備って結構大変ですよね。
全て書くのは大変だからと言い、大半の方が住所はプリンターで印刷して、裏面に一言のコメントを書く程度だと思います。
気合を入れている方は、全て自分で書いていますね。
まあ、確かに受け取る側は手書きの方が断然嬉しいものです。
けど、、、 よく考えてみてください。
昔仲の良かった人と年に1回程度連絡を取る大切な機会でありますが、『義務』のような感覚も持っていませんか?
本当に大切な人であれば普段から連絡をとったり、頻繁に連絡を取らなくても何らかの手段で連絡は取るものです。
私は、2017年から年賀状を出すことを辞めました。
年賀状を辞めることって結構勇気がいるものです。
周りに人の話を聞いていると、『辞めたいけど出す』という会話が飛び交っています。
年賀状を辞めることが良いか悪いかはさておき、『やめたい』という方の気持ちを行動へつなげるお手伝いが出来ればと思います。
Contents
①『年賀状』とは?


(1)『年賀状』とはどういうもので、どうして始まったのか。
『年賀状』は、平安時代から始まったと言われています。
元々は平安時代の貴族の間で『年の始めの挨拶』として使われていました。
やがて、江戸時代になり庶民の間でも手紙を出すようになりました。
そして明治時代に郵便事業が創業し、郵便はがきが発行されてから、一気に広まったのです。
(2)年賀状を出す意味
年賀状を出す意味は沢山あります。
年賀状は年賀の挨拶へ行けない場合に挨拶をするために始まったものです。
挨拶へ行くのが礼儀であったが、どうしても行くことができない場合に年賀状が使われていました。
現代の年賀状を出す意味には礼儀だけでなく、自身の近況いを伝えることや、お世話になった人へのお礼の意味も込められています。
年賀状を出すことによって自身の状況を相手に伝え合い、お互いの状況を把握し合うツールになっています。
年賀状を出す意味
・年始の挨拶
・新年のお祝いの言葉を伝える
・お世話になった人への挨拶
・自身の近況報告
・お互いの住所を確認し合う
・相手の状況把握
・普段連絡を取らない人と接点
・仕事で取引先と接点を増やす、信頼構築
・子どもの教育、コミュニケーション力を身に付ける
年賀状を出すことには、様々な理由がありますね。
②企業が『年賀状』を過剰に売ろうとする理由
上記で、『年賀状』はコミュニケ―ションのツールであることが分かりました。
必要なものであれば自然に売れるから、企業はここまで過剰に売る努力をしなくて良いのではないか。。。
企業はなぜこれほど、過剰に売ろうとするのでしょうか。
答えは、、、 儲かる からです。
始めは挨拶から始まった年賀状が、現代では売上を作るための大切な商材になっています。
(1)どうして儲かるのか
年賀状は大半の人が利用していて、現代では年末へ近づくにつれて関連する物が必ず購入されています。
普段の生活で必死に節約していても、こういうイベントごとでは、料金に関わらず必ず購入するものです。
企業側の視点で考えれば売ったもん勝ちです。
競合のA社が販売を始める前にBの当社で沢山買ってもらえれば、B社はA社売上をとることができます。
色々考えていくと、商売道具のように感じてきますね。。。
(2)普段は売れない物が売れる
年賀状商戦では、普段売れない物がたくさん売れます。
お店はこのタイミングを逃すまいと、お客さんが欲しがるような関連した商品展開を行います。
年賀状商戦で売れる物
・印刷用のハガキ
・インク
・年賀状作成ソフト
・年賀状作成関連の書籍
・プリンター
・カメラ
・SDカード
・データ保存用のハードディスク
・印刷の代行サービス
など、、、
普段なかなか売れない物であるが、年賀状の季節には飛ぶ様に売れていきます。
③私が年賀状を出すことを辞めた理由

私が年賀状を出すことを辞めた理由は複数あります。
ざっくり言うと下記の通りです。
周囲の人たちで義務感を感じながら年賀状を出している人が大勢います。
年賀状はお世話になった人に感謝を伝えたり、新年の挨拶の意味があるが、出したくないのに嫌々出すのってどうなの? と考え始めたことがきっかけです。
年賀状を出すことが当たり前(義務)であることに違和感を感じ始めました。
気持ちがこもっていないのであれば、義務感を感じてまで出す必要はないのでは、、、
また、時代は常に変化しており、現代では年賀状代わりにメールですませる人や、LINEなどのSNSで完結する人も多くなっています。
身の回りのモノやコトを断捨離して合理的に生きる
この考えで、年賀状を辞めました。
断捨離して合理的に生きることで、①仕事が上手くいくようになったし、②生活も非常に充実するようになりました。

(1)年賀状を辞めた具体的な理由
年賀状を辞めた具体的な理由を記載します。
この記事を見てくださっている方も、該当するものがいくつあるでしょうか。
周囲の声
・今年ももう年賀状を書く時期がくるなあ。。。
・会社の人、どこまで出す?
・仲が良いわけでもないのに、昔からずっと年賀状を出している人がいるんだ。
・毎年何枚くらい出してる?
・年賀状用の写真考えないとな。
・12/25までに間に合わないよ。。。
・あの人に出すのはそろそろ辞めようかな。。。
・お世話になった先生だし出さなきゃな。
こんな会話をよく聞きませんか?
そして、自身でも言っていませんか?
ネガティブな言葉が飛び交っています。
自分の考え・気持ち
・上記の【周囲の声】全て
・義務感を感じてまで出さなくて良いのではないか。
・自分の大切な時間が削られる。
・毎年ストレスに感じる。
・費用が掛かる。
・行動の断捨離をするのであれば、削るべき1つだと考える。
・年賀状を出すことによって、『相手に出さなきゃ』と思わせたくない。
・心のこもっていないやり取りが嫌になった。
・企業の商売に乗せられたくない。
理由は色々あります。
同じように感じる項目はいくつありましたか?
年賀状の辞め方

年賀状を出すことを辞めるための方法です。
ここまで読んでくださっている方は『年賀状を出すことを辞めたい』と悩んで切ると思います。
(1)年賀状はどのように辞めるか
年賀状を辞める際、色々な方法が頭に思い浮かぶと思います。
辞める場合は、少々慎重になる必要があります。
・自然にフェードアウトする。
・周囲の人に、『年賀状辞めます』と宣言する。
・年賀状を出す際に、来年からは年賀状を辞める旨記載する。
など
この中でオススメするのは『自然にフェードアウトする』です。
なぜ事前に宣言することが良くないかというと、下記の通りです。
・年賀状を当然の様に出している人には『変わった人』だと思われる。
・礼儀の無い人だと思われる。
・相手の気持ちを、少なからず嫌な思いにさせてしまうかもしれない。
など
これは仕方のないことだと思います。
物事を『当たり前』だと考えている人にとっては、それが『当たり前』なのです。
『当たり前(普通)』に思っている人がいて、その人にとって否定的な行動をとれば、それは『変わった行動』でしかありません。
人はそれぞれ考え方が違うし、異なった感じ方をするものです。
状況によりますが、事前の宣言・告知はあまりおすすめしません。
(2)状況によって対応を変える
大切なポイントです。
状況によって年賀状を『出す』か『出さない』か柔軟に対応しましょう。
自身にとって不利になることが予想される場合は、年賀状はポイントを絞って出した方が良い
特に、職場や親戚との人付き合いが該当します。
職場で人間関係を崩すと後々面倒なことになります。
結構デリケートな部分です。
仕事は、生活するためのお金を稼ぐ大切な手段です。
生活していくためには必須事項であるため、仕事に影響が出ると今後ストレスが増えてしまいます。
会社の人がみんな出している様であれば、必ず出すようにしましょう。
(私は思い切って辞めましたが。。。)
(3)年賀状を出していないが、届いた場合の対応
年賀状を出さなくても、届くものです。
年賀状は出している人の方が多いですから。
では、年賀状が届いた場合はどうするか。。。
私の場合は、年賀状を書いてしっかり出します。
自分から書くことはなくても、届いた人に対しては100%出しています。
年賀状を書いてくれた相手は、受け取る側のことを想って出してくれているのだから、しっかりお返しします。
お返しとは言っても『遅くなりましたが・・・』という文言は書きません。
書いてしまうと、『届いたから出した』ことが伝わってしまいます。
この場合は、何もなかったかのように年賀状を書きましょう!
私の場合は、年賀状が届いた時に直ぐに対応するために数枚は買っておきます。
使わなかったものは、郵便局で切手に変えています。
(4)タイミングが大切
タイミングが非常に大切です。
・転勤や転職
・新生活が始まる時
・断捨離を始めた時
ずっと前から辞めようと思いながらも続けている方は、自身の人生の中で変化があればその変化をきっかけにしてやめてみましょう。
⑤年賀状をどうしても出さなくてはならない場合

年賀状をどうしても出さなくてはならない場合は仕方ありません。
出しましょう。
人間関係を崩すことに発展しそうな場合は出した方が良いです。
(大抵は大丈夫ですが)
ただ、年賀状を出すためにどれくらいの時間や費用が掛かっているか考えると、出さないことを選びたくなると思います。
(1)年賀状を出すことでどれくらいの負担が掛かっているのか
年賀状を出すことでどれくらいの負担が掛かっているのか考えてみましょう。
費用時間の面で簡単に考えてみましょう。
年賀状作成ソフトを利用したり、プリンターで自分で印刷したことなどをシミュレーションするときりがないので、完成品のセット販売で視ていきます。
【費用】 年賀状代 | |||
枚数 | セット内容 | 購入数 | 金額 |
12枚 | 3枚500円のセット | 4セット | 2,000円 |
24枚 | 3枚500円のセット | 8セット | 4,000円 |
48枚 | 3枚500円のセット | 16セット | 8,000円 |
結構な費用が掛かっています。
【作業時間】 宛名・コメントを書く時間 | |||
枚数 | 1枚当たりの時間 | 作業回数 | 計 |
12枚 | 4分 | 12 | 48分 |
24枚 | 4分 | 24 | 1時間36分 |
48枚 | 4分 | 48 | 3時間12分 |
①確認しながら②考えながら書くと、どうしてもこれくらいは掛かります。
また、ぶっ続けで書くのは難しく、休みながら書くと思います。
実際の作業時間は、上記以上に掛かります。
『年賀状代』+『作業時間』を考えると嫌になってしまいますね。。。
(2)時短する方法
年賀状をどうしても辞められない・書かなくてはならない場合でも時短する方法があります。
年賀状のプリント+宛名印刷を自分に代わって処理してくれるサービスがあります。
年賀状の代行
①申し込む ⇒ ②自宅に届く ⇒ ③ポストへ投函
表面には宛名住所が印字されて、裏面には希望の内容がプリントされた状態で自宅に届くので、届いたものをポストへ投函するだけでとても楽です。
これを利用すれば、忙しい年末に余計な時間や費用を使うことなく年賀状を出すことができます。
一度利用する価値ありです。
良ければ継続して、年賀状を辞めれそうなタイミングで徐々に枚数を減らして辞めていいくと良いです。
時間は資産です。忙しい時期の大切な時間は有効に使いましょう。

まとめ

年賀状はストレスに感じている人が多いものです。
コミュニケーションツールとして便利なものであり、普段連絡を取る機会がない人とも年に1度の連絡と取る良い機会ではありますが、なかなかの時間と費用が掛かります。
義務に感じてしまっている場合は、本末転倒です。
以前から年賀状を辞めたいと思っている場合は、これを機に実行してみてはいかがでしょうか。
また、どうしても年賀状を辞めることが出来ない場合や、年賀状を出すが時短したい方はプリントサービスを利用すると良いです。